アンチエイジングの基本

アンチエイジングの基本は、食生活の改善(サプリメント摂取も含む)、適度な運動、精神的安定の3つがあげられます。

①食生活の改善

アンチエイジングでは、食事療法の目的として

  1. 生活習慣病の予防
  2. 成長ホルモンの効果を活かす
  3. 免疫機能を高める
  4. 抗酸化作用のある食物(ビタミン・ミネラルなど)の摂取

以上4つを掲げています。

②適度な運動

体を動かすことは、私たちの生活の中で最も基本的なことです。

  1. 負荷トレーニング(筋力トレーニング)
  2. 有酸素運動(ジョギング・ウォーキング・エアロビクス)
  3. 柔軟体操(ストレッチング)

以上3つをバランスよく行うことが大切です。

③精神的安定

加齢に伴う意欲低下、抑うつ状態、ストレスの蓄積、睡眠障害といった症状に精神療法は欠かせません。 とくに、からだの免疫システムと密接に関係するストレスに打ち勝ち、いつも若々しい気持ちでいることが大切です。

しみを改善

しみは一度できたらなかなか完治しませんが、薄くすることは可能です。
では、しみを改善するにはどうすればよいでしょうか。しみの原因は、紫外線によるものがほとんどです。
まずは紫外線を直接浴びないことが重要になります。外出するときはUVケアになる日焼け止めを塗ること。
日差しが強い日は日傘をさしたり、帽子を被ったり、サングラスをかけたりするとよいでしょう。
しみとは、額や頬、上口唇などにみられる褐色斑のことで、左右対称性になっています。
医学用語によると、「肝斑(かんはん)」といい、女性特有のものとされています。
その他に、中年期になると、顔や手の甲など、日光に当たる部分にできるしみもあり、これは、「老人性色素斑」と呼ばれています。しみの数には個人差がありますが、いずれもかゆみなどの自覚症状はなく、ほとんどのしみは、加齢によるものがほとんどです。

皮膚の構造

いつまでも若く見られたいというのは、特に中高年の女性にとって永遠のテーマですが、なぜ中高年になるとしわたるみができるのでしょうか?しみ・しわ・くすみ・たるみになる仕組みを理解する前に、まず、皮膚の構造を説明します。
皮膚は3層構造のサンドイッチ状になっていると考えてください。
角質層は、いちばん外側にあり、たんぱく質の1種である平らな細胞のケラチンでできています。
その角質層はうろこ状に重なっており、皮膚が分泌する脂質によってくっつき合っています。
厳密に言うとこの層の細胞は死んでいるのですが、体を保護するために、健康な皮膚には欠かせません。
皮膚内の水分が失われるのを防ぐために水分をはじく角質の構造は、潜在する外的危険要素から体を守っています。

次に内側にある表皮は角質層に細胞を供給することと、皮膚を柔らかくさせるための水分を蓄え、保持するという2つの働きがあります。表皮の底にある基底層から細胞が生まれ、表面に向かって移動していきます。
その過程の途中で細胞は急速に老化が進み、平面化して、角質層を構成する死んだ細胞となります。

アンチエイジング

健康な肌では、皮膚細胞の奥から表面へ押し出され剥がれ落ちるまでの代謝サイクルは約28日周期といわれています。
表皮と角質層は、皮膚の上皮と呼ばれています。それらに比べて重要なのは、皮膚のいちばん下の層にあたる真皮です。
表皮の基底層のすぐ下にある真皮は、、皮膚のいちばん下の層になります。
ここでは、コラーゲンと、エラスチンが、皮膚の土台を支える構造を形成しており、これらのたんぱく質は、皮膚の張りや、ふっくらした弾力性のもととなっています。
年齢を重ねると血行不良などにより栄養が細胞に行き渡りにくくなり、コラーゲンを作る力が弱くなります。さらに紫外線の影響やストレスなどによりコラーゲンやエラスチンが固くなったり壊れやすくなります。 これがしみ・しわ・くすみ・たるみの原因になります。

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